2020出版物

2020/12/16

オールカラー 北海道の廃線記録(函館本線沿線編)

開発と殖民が主目的で建設された北海道の鉄道。
昭和30年代初頭までは石炭産地らしく蒸気機関車が牽く客車列車をはじめ鉄道輸送が充実していた。
しかし、昭和50年代後半になると、並走する道路整備で利用客の減少が目立ち、国鉄再構築の一環として旅客輸送密度の低い路線が廃止の対象となった。
本書は北海道のローカル線が元気だった時代を懐かしい写真で改めて振り返る、まずは函館本線の沿線から。
江差線、松前線、瀬棚線、岩内線、札沼線、幌内線、上砂川線、歌志内線等を大判の写真中心に収録。

2020/11/24

懐かしい国鉄駅舎と鉄道風景(都区内区間)
【東海道線、中央線、山手線】

今から30年前~40年前に撮影された懐かしい国鉄駅舎の写真と、国鉄型電車(主に通勤電車)の走行風景を多数収録。
駅舎・電車の写真とも、見開き中心の大きなサイズでお楽しみ頂けます。
2冊目の刊行は東海道線(東京駅、有楽町駅、新橋駅、浜松町駅、田町駅、高輪ゲートウェイ駅、品川駅、
大井町駅、大森駅、蒲田駅、西大井駅)、中央線(神田駅、御茶ノ水駅、水道橋駅、飯田橋駅、市ケ谷駅、
四ツ谷駅、信濃町駅、千駄ケ谷駅、代々木駅、新宿駅、大久保駅、東中野駅、中野駅、高円寺駅、
阿佐ケ谷駅、荻窪駅、西荻窪駅)、山手線(大崎駅、五反田駅、目黒駅、恵比寿駅、渋谷駅、原宿駅)です。

2020/11/21

懐かしい国鉄駅舎と鉄道風景(都区内区間)
【東北線、山手線、赤羽線、常磐線、総武線、京葉線】

今から30年前~40年前に撮影された懐かしい国鉄駅舎の写真と、国鉄型電車(主に通勤電車)の走行風景を多数収録。
駅舎・電車の写真とも、見開き中心の大きなサイズでお楽しみ頂けます。
1冊目の刊行は東北線(秋葉原駅、御徒町駅、上野駅、鶯谷駅、日暮里駅、西日暮里駅、田端駅、
上中里駅、王子駅、東十条駅、赤羽駅、尾久駅)、山手線(新大久保駅、高田馬場駅、目白駅、池袋駅、
大塚駅、巣鴨駅、駒込駅)、赤羽線(板橋駅、十条駅)、常磐線(三河島駅、南千住駅、北千住駅、綾瀬駅、
亀有駅、金町駅)、総武線(新日本橋駅、馬喰町駅、浅草橋駅、両国駅、錦糸町駅、亀戸駅、平井駅、
新小岩駅、小岩駅)、京葉線(八丁堀駅、越中島駅、潮見駅、新木場駅、葛西臨海公園駅)です。

2020/10/17

昭和・平成を駆け抜けた 長距離鈍行列車

長距離鈍行は明治時代、わが国に鉄道が出現し、全国各地に延伸されて鉄道網ができあがった時代から運行され、
旅客だけでなく郵便物や新聞、雑誌、出版物も迅速に全国各地に届け、情報伝達にも大きな役割を果たしていた。
このように長距離鈍行は華やかな特急、急行列車の影に隠れた地味な存在だが、鉄道の歴史とともにあったと言っても過言ではない。
客車による長距離鈍行は昭和50年代まで全国各地を走り、荷物、郵便車も連結した縁の下の力持ち的な存在だった。
本書はこの長距離鈍行列車について、その歴史を考察するとともに、過去に運転されていた「名物鈍行列車」を取り上げるものである。
あわせて「今でも走る長距離鈍行」や鈍行乗り継ぎの乗車ルポも紹介し、その魅力をお伝えする。

2020/10/17

ふるさと東京今昔散歩 第1巻 浅草編

坂崎幸之助「まえがき」より
僕が生まれ育ったのは墨田区吾妻町(現在の立花)。実家は小さな酒屋だが十人近い大家族。
その末っ子として生を受けたため、周りの大人達に囲まれて、やたら頭でっかちなマセたガキでした。
街の小さな酒屋とはいえ、当時は今と違って週のうちの六日間は鬼のように忙しく、親父と叔父たちは一日中配達を、それこそ閉店時間近くまで続けていたのを覚えています。
それでもたまに浅草や上野に連れて行ってくれたのは、今にして思うと親の心子知らず、本当に感謝の気持ちしかありません。
大人になって浅草の魅力を再発見し出した昨今、子供の頃そこで見た景色、経験は自分にとっての宝物だと改めて感じます。
浅草の今昔物語(奇譚)には、幼い自分へのノスタルジーと、大人になった自分にとっての浪漫が詰め込まれているのです。

2020/10/5

大阪環状線、御堂筋線 古地図さんぽ

大阪環状線は商都大阪の中心部を環状路線で結ぶ21.7キロの鉄道で、来年2021年には開業60周年を迎えます。
そのルーツは城東線と西成線で、1961(昭和36)年に両線を結ぶ西九条~天王寺の開通によって大阪環状線が誕生しました。
現在では関西本線や阪和線、関西空港へ直接乗り入れる列車も頻発運転されています。
一方、大阪市営地下鉄(現・大阪メトロ)御堂筋線は1933(昭和8)年に梅田仮駅~心斎橋間が1両編成で開業したのが始まりです。
その後、延伸を重ねて中心部を縦貫する路線として成長しました。本書では大阪環状線と御堂筋線沿線の明治・大正期、昭和初期、昭和30年代、昭和60年代等の街の変化をご紹介。
さまざまな古地図と沿線案内図などから、タイムトリップをお楽しみください。

2020/9/28

広島電鉄の文化と魅力

広島電鉄の市内線は「廣島電気軌道」によって1912(大正元)年に開業しました。
同社は1917(大正6)年に廣島瓦斯と合併して「廣島瓦斯電軌」という会社が誕生します。
その後、路線の延長を繰り返しながら現在のネットワークを形成していきます。
一方の宮島線は1922(大正11)年に己斐~草津町が部分開業し、1931(昭和6)年に現在の広電宮島口までが全通しています。
その後、戦火の拡大に伴って広島の街は「軍都」の色彩を強めます。
1945年8月の原爆投下によって、当時の広島市民の半数近くが死亡し、乗務員や乗客にも犠牲者が数多く出ました。
本書では広島電鉄の歴史全体を振り返りながら、戦後の技術革新の歴史、路面電車・郊外電車としての魅力、世界水準の超底床車両の特徴などを多角的に解説しています。

2020/9/23

京王線、井の頭線古地図さんぽ

京王線(当時は京王電気軌道)は1913年(大正2年)4月に笹塚駅~調布駅が開業し、以降、府中~八王子間を開業させていた玉南電気鉄道との合併や、
戦後は「大東急」の解体を受けて井の頭線を自社路線に併合するなど延伸を重ねてきました。
また高尾線や相模原線の開業など東京西郊の通勤圏の拡大にも寄与し、
現在では新宿・渋谷から武蔵野・多摩地区間の通勤通学路線としてさらに発展を続けています。
沿線にある深大寺・大國魂神社・高幡不動尊・高尾山などへの参詣客、
多くの高校・大学に通う通学客や沿線の通勤需要の増大により沿線の風景は大きく変わりました。
本書ではこれらを中心にした街の変遷を、明治・大正・昭和戦前と高度成長期の多彩な地図によりお楽しみ頂けます。

2020/8/4

1960~80年代 京成電鉄の記録

京成電鉄は昨年(2019年)に創立110周年を迎えました。
成田山新勝寺への参詣客輸送を目的に1909(明治42)年に操業。
その後、京成電鉄に改組し、経営面をはじめ幾多の困難を乗り越えながらも都営地下鉄との相互乗り入れを実現させました。
また、都心から成田空港へのアクセスを一気に高めるまでの利便性を実現し、東京下町や千葉県西部の地域住民の足としても愛されています。
本書は日本を代表する鉄道写真家の一人である諸河久氏が撮り下ろした数々の写真を、迫力あるサイズでお楽しみ頂けます。
京成電鉄ファンには特におススメの一冊。

2020/7/18

昭和40年代・北海道の鉄路【下巻】 根室本線・石北本線・釧網本線と沿線

上巻(函館本線・室蘭本線等)、中巻(宗谷本線・名寄本線・留萌本線等)に続く下巻では、
北海道の原野を走る根室本線・石北本線・釧路本線をはじめ、沿線の士幌線・広尾線・池北線・標津線・富良野線・白糠線・根北線・相生線等の貴重な写真を紹介いたします。

2020/6/19

未来へつなぐ日本の記憶 昭和SLグラフィティ〔D51編〕

昭和10年~20年までに製造され、とりわけ太平洋戦争中に大量生産された貨物輸送のための蒸気機関車。国鉄における所属総数は1115両に及び、ディーゼル機関車や電気機関車を含め、日本の機関車として1形式の最大両数となった。本書では北海道、東北、関東甲信越、近畿、中国、九州各地を走る蒸気機関車のうち、D51だけを撮影した貴重な写真集。

2020/4/23

1970~80年代 京阪電車の記録

今年2020年は、京阪電鉄最初の路線である大阪天満橋~京都五条が開業して110周年に当たります。
当初は路面電車の免許で開業したため沿線のあちこちに急カーブがあり、「京阪電鉄カーブ式会社」とも揶揄されたと言われます。
その後、集客策として香里園遊園地やひらかたパークでの菊人形展を開催、さらに琵琶湖周辺への路線拡大、
新京阪鉄道(現在の阪急京都本線)の開業など積極的な事業拡大を図りました。
本書は日本を代表する鉄道写真家の諸河久氏が1970年代~80年代に撮影し京阪電車の写真を、大きなB4サイズ中心でお楽しみ頂けます。
京阪ファンには特におススメの一冊です。

2020/4/22

総武本線、成田線、鹿島線 街と鉄道の歴史探訪

総武本線は、その前身である総武鉄道によって明治27年7月に市川~佐倉間が開業し、延伸開業を重ねて明治30年6月に銚子まで開通しました。一方、成田線は明治30年1月に初代の成田鉄道によって佐倉~成田間が開通しています。本書では120年以上の歴史をもつこれら路線の記録を、昭和30年代~60年代を中心に、懐かしい写真で振り返ります。

2020/4/21

昭和40年代 北海道の鉄路 【中巻】 宗谷本線・名寄本線・留萌本線と沿線

上巻(函館本線等)に続く中巻では、大自然の原野を走る宗谷本線・名寄本線・留萌本線をはじめ、沿線の羽幌線・深名線・美幸線・天北線・興浜北線・興浜南線・渚滑線・富良野線等の貴重な写真を紹介いたします。

2020/3/19

発掘写真で訪ねる 港区・品川区古地図散歩 -明治・大正・昭和の街角-

今から130年前の明治22(1889)年に東京市が発足しました。
その後、1947(昭和22)年に戦前からの芝区・麻布区・赤坂区が合併して港区が誕生しました。
一方、1932(昭和7)年には旧・品川区と荏原区が誕生し、1947年に両区が合併して現在の品川区となりました。
本書では、明治・大正・昭和・平成、さらに令和の時代を迎えた現在までの港区と品川区の「時空散歩」をお楽しみ頂くことが出来ます。

2020/3/12

1970~80年代 阪急電車の記録 下巻 京都本線・千里線編

2020年2月は、阪急電鉄で最初の路線となる宝塚本線の梅田~宝塚間(当時は箕面有馬電気軌道)を開業(1910年=明治43年)して110周年となります。
その8年後の大正7年には社名を阪神急行電鉄(略して「阪急」)として、それ以降、京阪神を結ぶ私鉄のネットワークが作られていきます。
本書は日本を代表する鉄道写真家の諸河久氏が1970年代~80年代に撮影した阪急電鉄の写真を、大きなB4サイズ中心でお楽しみ頂けます。
阪急ファンには特におススメの一冊です。
下巻では京都本線と支線の嵐山線、千里線を掲載いたします。

2020/3/12

197080年代 阪急電車の記録 上巻 神戸本線・宝塚本線編

2020年2月は、阪急電鉄で最初の路線となる宝塚本線の梅田~宝塚間(当時は箕面有馬電気軌道)を開業(1910年=明治43年)して110周年となります。
その8年後の大正7年には社名を阪神急行電鉄(略して「阪急」)として、それ以降、京阪神を結ぶ私鉄のネットワークが作られていきます。
本書は日本を代表する鉄道写真家の諸河久氏が1970年代~80年代に撮影した阪急電鉄の写真を、大きなB4サイズ中心でお楽しみ頂けます。
阪急ファンには特におススメの一冊です。
上巻では宝塚本線・神戸本線とその沿線支線を掲載いたします。

2020/2/15

昭和40年代・北海道の鉄路 上巻 函館本線・室蘭本線と沿線

全国の鉄道ファンが憧れた国鉄函館本線。
そこにはC62やD51をはじめとする大型蒸気機関車が客車・貨物列車を牽き、黒煙を噴き上げながら北の大地を疾走していました。
本書では函館本線・室蘭本線をはじめ、沿線の松前線、江差線、岩内線、千歳線、夕張線を走る蒸気機関車、さらに駅舎写真、沿線の私鉄・専用線の写真を豊富に掲載しています。

2020/1/23

外房線 街と鉄道の歴史探訪

2019年は外房線(当時は房総線)が安房鴨川まで全通して90年となります。
もともと私鉄の「房総鉄道」が1896(明治29)年に蘇我~大網間を開業させたのが始まりで、1907(明治40)年の鉄道国有法によって官設鉄道に編入された歴史をもっています。
外房線が安房鴨川まで全通する2年前に、先に同駅まで達していた内房線(当時は北条線)と接続することとなり、路線名は房総線、房総東線を経て1972(昭和47)年に現在の外房線に改称されています。
本書では外房線各地を走る蒸気機関車、気動車、電車の写真を多数収録し、あわせて懐かしい昭和の時代の駅舎の写真等もお楽しみ頂けます。

2020/1/10

発掘写真で訪ねる都電が走った東京アルバム
第2巻 6系統~10系統

昭和40年代まで、東京都内を縦横に走り抜けていた都電。
その路線総延長は最盛期の昭和30年頃には213㎞にも達し、日本最大の路面電車でした。
その後はモータリゼーションの進展や地下鉄路線網の発達によって採算性が急速に悪化した結果、昭和47年までに現在の荒川線以外の全路線が廃止されました。
本書は都電路線全体を8分冊で刊行し、往時の都内各地の懐かしい街の風景とともに都電の活躍を記録するものです。